猫アレルギー対策②~猫アレルゲンにアプローチ 猫アレルギーでも飼える猫
前の記事はコチラ→猫アレルギー対策①~室内環境を整える 空気清浄機等
4.猫のシャンプーをまめにする
シャンプーをすると猫アレルゲンはかなり減らせます。
しかし、一時的なもので2週間後にはほぼ元通りになるようです。
とはいえ、猫アレルゲンの量は個体差がかなりあるのでその期間に関して一概には言えないように思います。
飼っている猫ちゃんがどうなのか様子を伺いながら検討してもよいですよね。
そもそもシャンプーが苦手な猫ちゃんが大多数です。
濡れたタオルで体を拭くだけでも効果があるので頻繁にタオルで拭いてあげて、たまにシャンプーっていうのもありかなと思います。
ちなみに顏や首回りにアレルゲンが多いのでそのあたりを念入りにきれいにしてあげるのが大事です。
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5.猫アレルゲンの少ない猫を飼う?
アレルゲンの少ない猫はハイポアレジェニック・キャット(低アレルゲン猫)とよばれています。ロシアンブルー、ベンガル、サイベリアン等、言われていますがはっきりとした科学的な根拠はないとされています。
が、 サイベリアンに関しては数百頭に及ぶ調査が行われたそうです。
結果は 「サイベリアンには猫アレルギーの主な原因となるFel d 1が他の猫種より少なかった」とのこと。
ちなみにメスよりもオスのほうがアレルゲンを多く作り出すことが分かっています。
そのため、オス猫の場合は去勢することによりアレルゲンの分泌が抑制できるといわれています。
猫アレルギーでも飼える猫として「サイベリアンのメス」という選択肢もありかもしれませんが、普通に巡り合った子がとてもアレルゲンの少ない猫だったという可能性もあります。
可能なら実際に飼う前に触れ合って症状が強く出るかどうか確認しましょう。
番外編
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猫アレルギー対策①~室内環境を整える 空気清浄機等
猫アレルゲンを少なくする
猫アレルギーといえどもその症状を軽減したいですよね。 それには原因となる猫アレルゲンとの接触を極力避ける努力が必要です。
食物アレルギーはアレルギーのあるものを食べないようにする。
花粉症はマスクをして花粉を遮り、体内や室内に持ち込まないようにする。
主要なアレルギーと同じように猫アレルギーも基本は同じです。
考えられる対策
- 空気清浄器を使用する
- アレルゲンがとどまりにくい室内環境にする
- 毛が抜ける前にグルーミングで毛を取り除く
- 猫のシャンプーをまめにする
- これから猫を飼うなら猫アレルゲンの少ない猫を選ぶ?
番外 猫アレルゲンが減るキャットフードを食べさせる ↓ ↓ ↓
1.空気清浄機を使用する
アレルゲンを除去してくれる空気清浄機は最強であり必須アイテムです。
小さな粒子も逃さないフィルターが使用されたものにする必要があります。
家庭用空気清浄機の場合は「HEPAフィルタ」もしくは「高性能フィルタ」であることが重要です。
「HEPAフィルタ」は粒子捕集率99.97%、「高性能フィルタ」は95~99.5%程度。
実用レベルでは誤差程度のようですがこれから購入する場合なら厳密なJIS規格に適応した「HEPAフィルタ」をおすすめします。
HEPAフィルタのJIS規格 『定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター』
たまに猫カフェに行きます。
たまたまかもしれませんがアレルギーの症状がでたことがありません。
猫カフェには空気清浄機がこれでもかっていうくらい設置してあることが多いようにおもいます。
空気清浄機って目に見えない仕事をしているのでなんとなく半信半疑になってしまうところがありますが、やはりかなりの効果があるのだなと最近になって強く思います。
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2.アレルゲンがとどまりにくい室内環境にする
アレルゲンが付着したらなかなか取れない布製のものは必要最小限にするべきです。 カーペット、マット、カーテン、寝具、ぬいぐるみ等。
私は元々ダニアレルギーでもあるのでカーペットなどは想像するだけでゾッとします(笑) なるべくざらざらしたものよりツルツルしたもののほうが良いと思います。
洋服は特に重要な要素です。
家を出てからもずっとアレルゲンに晒されている状態になってしまいます。
外出用の洋服では猫に接触しないのが一番かもしれませんね。
3.毛が抜ける前にグルーミングで毛を取り除く
アレルゲンは猫の抜け毛と一緒に落ちてしまうので、落ちる前に取り除いてしまうことが重要です。
落ちた後に浮遊して、広がってしまうのを防ぐことができます。
室内でガシガシグルーミングするのはアレルゲンが浮遊しそうですよね。空気清浄機の前や浴室等の限られた空間で行うのがよいと思います。
あとは粘着テープのコロコロなら毛もアレルゲンも全部吸着してくれそうなので個人的には最強なのではと思います。
4から5については次回に ↓ ↓ ↓
猫アレルギーとは…症状、原因、特徴など
猫アレルギーについて
症状
その名の通り、猫アレルギーは猫に対するアレルギー反応です。
猫に触ったり同じ空間にいたり、猫を飼ってる人や触った人に近づくだけでも症状が出たりします。
くしゃみ、鼻水、鼻詰まり等の鼻の症状に始まり、皮膚症状、目の痒み、咳…気道が腫れるなどすれば呼吸困難となり、命の危険さえあります。
実際に猫アレルギーで亡くなる人も存在します。
猫アレルゲン
猫アレルギーの原因物質となる猫アレルゲンはFeld 1から8までわかっているだけで8種類あります。 猫アレルゲンの代表はFeld 1とFeld 4です。
Feld 1‥猫の皮脂腺や唾液腺から分泌される
Feld 4‥猫の唾液腺から分泌される
猫の抜け毛と一緒に落ちたり、毛づくろいで舐めた毛についた唾液が渇いて空中に浮遊したりします。
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特徴
猫のアレルゲンは非常に小さく花粉の10分の1とも言われています。
洋服等の繊維に深く入り込んでいつまでもつきまとうので非常に厄介です。
猫から離れても学校、職場まで症状が続くので猫が原因だと気づきにくくなります。
現に私がそうでした。 常に症状があるので猫が原因だとは全く気づかず…。
家を出て下宿していた学生時代も度々実家に帰り猫に触っていたので、
「なんだかマシになった気がするけど治ってはいない」という微妙な状態が続いていました…。
突然治った猫アレルギー~病院も薬も必要なし
野菜&ストレスフリーでアレルギーが治る?
就職して実家に帰り、 症状はひどくはないものの、耳鼻科にはちょいちょい通院していました。
大人になると食の好みが変わり、自然と野菜中心の食事に。
自由になるお金もできて、ほぼ毎日ジムに通い運動する毎日。
職場も非正規ながら順調でストレスフリーな日々を送っていたところ、 気が付いたら鼻呼吸が薬なしでできるようになっていました。
猫とアレルギーと私の20年~365日24時間鼻水、鼻づまり
茶トラとの離別と猫アレルギー発症
猫アレルギーが発症したのはおそらく4歳のとき。
近所に子猫が生まれて姉と兄が子猫をもらってきました。
茶トラの雑種です。
誰がつけたかにゃん太と命名されました。
当時4歳にして猫が好きなどという概念などはなかったものの、子猫なんて誰がみてもかわいいものです。
テンションマックスでむちゃくちゃ嬉しくて大騒ぎした記憶があります。
しかし上がりきったテンションはあっという間に奈落の底に落ちることとなります。
次の日うれしくて保育園からかえってきた私は猛ダッシュで子猫のもとに!
が、子猫がいない!茶トラがいない!にゃん太がいない!
いない!いない!!いない!!!
きけば爺さんが山に捨ててきたとのこと。
ハ?… ハぁ?… ハあああーーっ!
ハ?しかでてこない。
もらった猫ですけど!
近所のひとになんていうの!
飼えないならもらってくんなよ!
貰った時点で返してこいよ!
あんな小さくて弱くてかわいい生き物をぉおー(泣)
この鬼畜外道がああー(怒)
戦時中に生まれ、人生の大半が生きるか死ぬかの戦禍の中だった人間には普通のことかもしれません… しかし当時4歳だったわたしには 受け入れがたい事実であり、トラウマレベルの出来事でした。
たぶんこのときかこの後すぐに迎えられることになるにゃんこに感作され猫アレルギー発症となるわけです。
ちなみに猫アレルギーだと気づくのは20代中ごろです…。
20年以上醜い症状に悩まされることとなります。
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地獄の猫アレルギー20年
猫がアレルギーの元凶とは知らないまま、その後の20年は本当につらいものでした。
365日24時間鼻水と鼻づまりのコンボ。
鼻が詰まってるから鼻水をすすれず、ハンカチでせき止めることしかできません。
とはいえ「鼻水を垂らす」ということは私にとって絶対にあってはならない醜態であり、細心の注意を払っていたので、それを理由にいじめられたりすることはなく、どちらかというと3枚目を売りにした人気者として平和に過ごすことができました。
口での呼吸がデフォルトで、鼻呼吸の感覚を知らない子供だったので、毒兄から「気持ち悪いから口で息するな!」とよく言われていました。
直訳すると「死ね!」っていうことでしょうか…。
父親からは「お菓子ばっかり食べて野菜をたべないからだ!」と言われていましたが、父親はいまだに野菜嫌いな人間です…。
兄弟3人同じ食生活なのにアレルギーは私だけ。説得力ゼロですよね。
「理不尽」という言葉を知らないほどに幼かったですがいつもやり場のない悔しさでいっぱいでした。
そんなこんなで20年が経ち、大人になった私に奇跡が起こることになります。
つづく…
猫好きなのに猫アレルギーであるジレンマ~こんな生活もう嫌だ!
ブログのきっかけ
私は猫が好きです。ですが猫アレルギーです。
猫アレルギーのみならずダニ、花粉、金属、乳製品、大豆等々…食品添加物への反応もあります。
猫を飼うことはあきらめていましたがストレスフルな毎日に疲弊し、虚弱体質に振り回され、生きがいもなくただただ残り人生を消化していくだけの日々…。
猫を癒し猫に癒される潤った生きがいのある暮らしができたらなんて幸せだろう。
やっぱり猫が飼いたい!
そのためには
②アレルギー症状改善のために努力し
③猫について深く学び
④実家を飛びだし(←ココ重要)
⑤正社員になり(←かなりキビシイ)
猫受け入れ態勢万全にしなければ!
と思う今日この頃‥。
アレルギーや健康に関することを中心にいろいろ関係あることもないことも書き綴る場所としてブログを始めることとしました。
基本は自己満足、それが少しでもだれかの役にたてば大変うれしく思います。